グループ活動の目的
☆様々の活動を通して、生活面の自立(身支度・トイレ・食事など)や遊びの中でのコミュニケーションの機会を繰り返し経験していきます。伝わった、分かってもらえた達成感や成功体験を積み重ねていき、人(お友だち、保護者、スタッフ)とのやり取りの楽しさ感じることで、自己肯定感を高め自分らしさを発揮できるよう支援します。
☆保護者は、子どもの発達状況や行動の理由を知り、子どもの気持ちを理解し、子育てに活かせる関わり方を一緒に学んでいく機会を提供します。
・グループの友だちやスタッフへの関心を持つ(写真などの利用)
⇒対人意識・コミュニケーション意欲を高める
・身支度の自立は大切。シールはり(日付の理解、手と目の協応動作)
荷物をかたづける・・・一連の作業を一人でできるようになる
⇒頭の中で次に何をしたらいいか考えて行動できる力(実行機能:段取り)の育ち
・トイレや手洗い、少しずつできることを広げていく。
・様々な遊びの経験ができるように設定。小さい子どもさんは、親子でのやり取りを楽しんで下さい。
お母さんとの【楽しい、分かってるくれる】経験はこの時期に一番重要。
・知識面や運動面、手先の動きを促進する遊び、子ども同士の関わりの状態
スタッフは子どもさんを見て、できるようになったことやこれからの課題などもみていきます。
・一定時間椅子に座って、話を聞く、
歌を歌う、
絵本を見る、
手遊びをする、
お当番お仕事をする・・・
活動の一つ一つが子どもさんに必要なことばかりです。
⇒認知(見る力)、聞く力、言葉の発達、手先の動き(巧緻性)、集団での<自分>意識の育ち等
様々な活動を準備しています。子どもさんの発達に一番大切なことは
<自分で経験する>ことです。
制作、クッキング、運動遊び、外遊び・・・
その中で経験を通して、言葉を習得したり、見通しを持って行動したり、以前にはできなかったことに挑戦したりする気持ちや
<できた>という達成感を持つことが出来ます。
まずは【楽しく食べる】こと。一人一人の状態を見て、食事の形態や食べ方、介助の仕方等を見ていきます。スプーンやお箸など食器具の操作についても支援します。また偏食についても相談にのりながら進めていきます。あわてずに段階を経て積み重ねていくことが大切です。
⇒ことばの発音にもつながります。
その日の子どもさんの様子での気づき、頑張っているところ、家庭での様子などお母さん同士、スタッフで共有しながら、みんなで子どもの育ちを応援していきましょう。